2019年10月10日木曜日

Seraのほっとヒーリング ~木曜日、癒されたい私~ 15

毎週木曜日は、アロマテラピーアドバイザー・メンタルヘルスマネジメントの資格をお持ちのSeraさんによる、ヒーリングをテーマにした番組(という名の情報発信)をお届けいたします。

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今月、もしくは今月から、になるかもしれませんが、地球環境についてをテーマにお話しています。
皆さんは、「地球環境問題」と聞いて、何を思い浮かべますか?

今回は、地球環境問題といわれる事例をいくつか取り上げてみましょう。

「ヒートアイランド現象」

要因は、大きく分けて3つあります。
1つ目は、電化製品や排気ガス、高温の二酸化炭素などによる廃熱の増加。
2つ目は、道路のアスファルトやビルのコンクリートが増え、持続的に水分を蒸発させて気温を下げるはたらきをする緑地帯の減少。
3つ目に、昼間、道路のアスファルトやビルのコンクリートに蓄積された熱が夜間に放出されること
これらによって、都心部が孤立した島のように気温が高くなる現象です。
この現象は、東京や大阪のみならず、ロンドン、パリ、ニューヨークなど、世界各地でもみられています。

「酸性雨」

石炭や石油を燃やすことで発生する硫黄酸化物や窒素酸化物が大気中の水や水素と反応すると、硫酸や塩酸などに変化します。
これらが雨や雪とともに降ることで、通常よりも酸性度の高い雨のことを酸性雨と言います。
日本でも酸性雨の影響が出ていますが、中国からの越境汚染によるところが大きいと言われています。

「海洋汚染」

本来、海にはバクテリアなどによる浄化作用があります。
でも、人類の活動によって排出される生活排水や産業排水は、浄化作用を上回り、その分が汚染となってしまっています。
近年、マイクロプラスチックという言葉を聞いた方もいらっしゃると思います。
このマイクロプラスチックも、海の環境に影響を及ぼす一因となっています。

「地球温暖化現象」

地球に降り注いだ太陽の熱は地表面に吸収され、温められた地表の熱は、赤外線という形で宇宙に放出されます。
大気中には二酸化炭素などの温室効果ガスが存在し、それが地球をふたのように覆っているため、地球の平均気温を15℃に保っています。
ところが、産業革命以降、化石燃料の消費や森林伐採によって、人為的に温室効果ガスが増加し、地球全体の気温が上昇しています。
これが、地球温暖化現象です。

IPCCの報告では、100年後には気温が2~3度上昇すると予想されています。
では、地球温暖化現象により、気温が上昇すると、どのようなことが想定されるのでしょうか。
次回は、地球温暖化が進んだ未来をシミュレーションします。

わかってはいましたが、タイトルの割に内容が暗い・・・(汗)。

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