毎週木曜日は、アロマテラピーアドバイザー・メンタルヘルスマネジメントの資格をお持ちのSeraさんによる、ヒーリングをテーマにした番組(という名の情報発信)をお届けいたします。
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IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告では、100年後には、温室効果による温暖化現象によって、気温が2~3℃上昇すると予測されています。
今日は、地球温暖化が進行し気温が上昇すると、どのような影響が考えられるのかをシミュレートします。
「熱帯性伝染病の流行」
代表的な熱帯性の伝染病として挙げられるのが、マラリアやデング熱、黄熱です。
すでにデング熱は、日本国内での感染が報じられています。
また、マラリアの感染源であるハマダラカは、気温の上昇によって生息地域が拡大し、その範囲に日本も含まれる可能性があります。
仮に、ハマダラカが日本の都市に侵入すると、ヒートアイランド現象による暖かい都市環境によって、爆発的に繁殖するかもしれません。
「海面上昇による国土の消失」
気温の上昇によって極地の氷が溶け出し、温められた海面が膨張します。
これにより、最大1m弱の海面上昇が予想されています。
日本の場合、砂浜の9割が失われ、関東平野は埼玉県大宮市付近まで浸水し、沿岸部に住む数百万人が被害を受けると試算されています。
世界レベルで見ると、1億人以上が高潮の被害を受けると予想されています。
「食糧危機」
未来の地球を想定した実験として、現在の2倍の二酸化炭素濃度の環境で、作物を育てたデータがあります。
その結果、極めて発育は良好だったんですが、細胞レベルで確認すると、異常な奇形が見られたそうです。
この奇形細胞が、人体に影響を与えると懸念する声が上がっています。
これらの地球温暖化現象による影響は、今から20年以上も前に想定されたデータです。
もしかしたら、予測される影響は、当時よりも深刻になってるかもしれません。
では、地球環境について考えるとき、私たち1人ひとりでできることはないのでしょうか。
次回は、個人レベルでもできる、エコロジーを考えます。
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