毎週木曜日は、アロマテラピーアドバイザー・メンタルヘルスマネジメントの資格をお持ちのSeraさんによる、ヒーリングをテーマにした番組(という名の情報発信)をお届けいたします。
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さて、今日こそ概論です(笑)。
そもそも、私たちはどんなときに癒しを求めるでしょうか。
仕事で失敗したとき?
楽しみにしていたイベントに行けなかったとき?
好きな人に嫌われたとき?
いろいろあると思いますが、共通して言えるのは、“ストレスを抱えていること”だと思います。
では、「ストレス」って、一体何なんでしょうか?
実は、ストレスは病気と思われがちですが、病気とは言えません。
現に、風邪なら風邪薬、胃腸炎なら胃薬または整腸剤というのがありますが、ストレス薬っていうのはありませんからね。
確かに、うつ病に代表されるような病気の原因とはなり得るんですが。
また、「ストレス」という言葉の語源は、医学用語ではありません。
「物体に圧力をかけたときのひずみ」という意味を持つ、物理学の用語です。
これを人体に置き換えると、外から圧力(=ストレス)がかかったとき、人体に生じる負荷・ひずみの大小によって、私たちの心身に影響を及ぼすわけです。
さらにイメージしやすくしてみましょう。
1個のゴムボールがあったとします。
これを人体としましょう。
そして、それをぎゅっと握ってみてください。
これが、人体にストレスがかかった状態です。
健康な状態で、ストレスも短い間であれば、大きな影響はありません。
ゴムボールも元に戻ります。
でも、長時間にわたってストレスがかかり続けると・・・。
ゴムボールは、へこんだままになってしまいます。
ちなみに、私たちがゴムボールのようなやわらかいものをぎゅっと握ると、ストレス発散になったという経験はありませんか。
自分が受けたストレスを、ゴムボールに吸い取ってもらうようなイメージで、試してみてはいかがでしょうか。
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